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お知らせ

防災訓練を開催しました(2020年11月1日)

2020年11月1日(日)、災害拠点病院として、災害時における防災活動の円滑化と筑西・下妻保健医療圏相互の協力体制を強化し、あわせて防災に関する理解と意識の高揚を図ることを目的として、真壁医師会・筑西保健所・筑西市・筑西広域消防本部等から約110名のご参加をいただき防災訓練を実施しました。

 

<訓練内容>

1、震度6弱の地震発生

2、病院初動対応

3、病院災害対策本部設置訓練

4、医療体制確立訓練

5、被災傷病者受入れ訓練

6、広域災害救急医療情報システムEMIS訓練

7、重度傷病者搬送訓練等

 

このコロナ禍においても災害は起こらないとは限らないため、切迫した災害時において通常の診療体制が厳しいなか、初動の災害対策本部立ち上げなど、診療体制を確認する会議においても職員が密にならない工夫はないかを検討し、さらに災害時の多数の傷病者を感染防止対策をしたうえでどのように受入れていくか大規模な訓練となりました。感染防止は机上ではなく、実際に動くことで様々な課題も見えてきましたので、災害拠点病院として今後の防災活動に生かしてまいります。

 

◆病院災害対策本部設置訓練

【訓練シナリオ】

・筑西市を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生。

・院内は地震による損傷はなく安全と判断し、BCP事業継続計画に基づき、講堂に災害対策本部を設置し初動対応訓練を実施する。

・災害対策本部会議が密にならないよう工夫し各部署からオンラインで情報収集をする。

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◆被災傷病者受入れ訓練

【訓練シナリオ】

・筑西市において発生した地震により、地震に起因する重症傷病者を含む多数の負傷者が発生しており、災害拠点病院には次々と傷病者が運ばれて来ているため、病院前トリアージポストで感染防止対策をした職員がトリアージを実施したのちに、災害拠点病院として重症緊急度の高い傷病者の診療を優先するためトリアージ(振り分け)をして各ブロックで診療をする。

 

〇消防隊救急隊から搬送され、トリアージポストによる医療活動

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〇病院トリアージポストから重症緊急度に応じ振り分けて救急搬送

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〇緊急治療群 赤(重症)エリアの診療訓練

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〇非緊急治療群 黄(中等症)エリアの診療訓練

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○真壁医師会の活動 緑(軽症者)エリアの診療訓練

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【訓練シナリオ】

・真壁医師会筑西支部長は、筑西支部会員に医師会のマニュアルにある参集指定病院である西部メディカルセンターへ参集を指示した想定とする。

・参集後、西部メディカルセンターのエアテントで活動を開始し、感染防止対策をしたうえで、トリアージされた軽症患者の対応にあたり、軽傷患者の診療とコロナ感染症検査キットによる発熱患者の対応をしました。

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは西部メディカルセンター 総務課です。

病院棟2階 〒308-0813 茨城県筑西市大塚555番地

電話番号:0296-24-9111(代表)

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