筑波大学附属病院・自治医科大学合同茨城県西部地域臨床教育センター
自治医科大学部門長　小松　憲一　【総合診療科】

　2022年4月1日付で、筑波大学附属病院・自治医科大学合同茨城県西部地域臨床教育センター自治医科大学部門長を拝命致しました小松憲一と申します。
　2019年4月に茨城県西部メディカルセンターに派遣となって以来、当センターにも所属し、主には自治医科大学医学部学生を、時に筑波大学医学部学生の臨床実習を担当して参りました。自治医科大学医学部学生には、初診患者様の予診を担当してもらっていますが、御協力頂きました患者様にはこの場を借りて心より御礼申し上げます。学生が医師を目指す道の中で大変貴重な経験となっております。
　しかしながら2019年12月に中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、学生実習にも大きな影響がありました。2020年4月以降自治医科大学医学部学生の学外での実習は基本的に中止となっておりました。そして、2022年4月より、以前より縮小は致しましたが実習再開を果たすことができております。患者様に感染を拡大させることが無いように十分な配慮は必要であり、兼任している感染対策部長として感染対策を図りながら、この地域で学生・医師を育成していくという重責を果たしていきたいと思います。
　地域の医療を持続可能性のあるものにしていくためには、若い医療人材を育成していくことも必要不可欠です。筑波大学付属病院と自治医科大学、両大学とも協力しながら、またセンター内の教員とも切磋琢磨しながら、若い医療人を育成し、地域の医療に貢献していきたいと考えております。
　そして、若い医療人育成には患者様や地域の医療関係者の皆様の御協力も必要です。引き続き御協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。また、今後とも、御指導・御鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。